Record China 2022年3月24日(木) 21時20分
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中国メディアの南方都市報は23日、羽生結弦やビンドゥンドゥン(氷墩墩)など、北京冬季五輪関連の商標登録申請1270件が却下されたと報じた。
中国ではこれまで、北京冬季五輪関連の商標登録申請が相次いでいた。選手では、フリースタイルスキー中国代表のアイリーン・グー(谷愛凌)や、中国でも抜群の人気を誇るフィギュアスケートの羽生結弦、その羽生と仲が良いことで話題になった同じくフィギュアスケートの金博洋(ジン・ボーヤン)、日本人コーチとの熱い友情も話題になったスノーボードの蘇翊鳴(スー・イーミン)らの名前が数多く申請された。
また、北京五輪期間中に大人気になった大会マスコットのビンドゥンドゥンに関する申請も多く、「氷頓頓」、「氷蹲蹲」、「氷噸噸」など中国語で「ドゥンドゥン」と発音する別の漢字をあてたものや、「金墩墩」、「雪墩墩」、「暖墩墩」など「氷」以外の文字に「墩墩」を付けたものがあり、その数は数百件に上ったという。
しかし、中国の特許権などを所轄する国家知識産権局のウェブサイト上では、これらを含む計1270件の商標登録申請を却下したことが示されている。
同局はこれに先立ち「少数の企業や個人が2019年以降、不当な利益を得ることを目的として北京五輪大会マスコットやアスリートの名前などを悪意を持って登録しようとしている。他人の合法的権益を侵害し、社会に重大な悪影響をもたらしている」と指摘。2月14日にも429件の申請を却下したほか、すでに登録済みの43件についても無効としたことを発表していた。(翻訳・編集/北田)
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