乗客乗員132人を乗せた中国東方航空の雲南省昆明発広東省広州行きMU5735便が21日午後、広西チワン族自治区梧州市の山中に墜落した。

現場では、乗っていた人の所持品とみられるものが散乱しているのが見つかっているが、その中の黒色の蝶リボンが、中国国営中央テレビ（CCTV）の現場からの生中継映像に映り込み、ネット上で注目の的になっていると、米国の中国語ニュースサイトの多維新聞が報じた。

多維新聞が中国メディアの報道として伝えたところによると、蝶リボンの持ち主は雲南省の20代女性とみられる。江蘇省にいる恋人に会うため、広州で無錫行きの便に乗り継ぎをする予定だったという。（翻訳・編集/柳川）