2022年3月25日、韓国メディアのOSENは「悪戦苦闘の末、やっとの思いでワールドカップ（W杯）本選出場を決めた日本が、過去一番のお祭り騒ぎを繰り広げている」と伝えた。

日本は24日、オーストラリア・シドニーで行われたカタールW杯アジア最終予選のグルーブB第9節で、オーストラリアに2-0で勝利。7勝2敗でグループ首位となり、7回連続のW杯本選出場を決めた。

記事は「日本は後半43分までゴールが決まらず0-0だったが、途中出場のMF三笘薫が救世主となった。三笘は後半44分とアディショナルタイムに相次いでゴールを決め、日本を危機から救った」と伝えている。

また、試合後に日本のメディアが本選出場への喜びを爆発させ、「過去最高の成績である8強も可能だ」と伝えたことや、「欧州チームの状況が日本に有利に働く」と分析したことなどを紹介し、「すでにお祭り騒ぎだ」と伝えている。

韓国も24日にソウルでイランと対戦し、2-0で勝利した。韓国がイランに勝つのは11年ぶり。これにより韓国は7勝2分け、勝ち点23となり、勝ち点22のイラン（7勝1敗1分け）を抑えて首位に立った。

10回連続の本選出場をすでに決めている韓国は、29日に行われるアラブ首長国連邦（UAE）との試合に勝利し首位を守れば、本選の組み合わせ抽選で強豪チームを避けられるという有利な状況をつくれる。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「本選はまだ始まってもいないのにはしゃぎすぎ（笑）」「日本はいつも、本選進出が決まっただけでお祭り騒ぎ（笑）」「本選進出に浮かれている国は必ず敗退するということを知らないの？」などと指摘する声が上がっている。

また「アジア予選すら苦戦し、瀕死状態からなんとか起死回生した日本が8強だって？あきれる」「日本が上手で勝ったのではなく、豪州が下手すぎて勝ったのに」「日本が最終予選のように戦ったら、8強はおろか、過去最悪の内容で敗退することになる。それが客観的に見た日本の実力」「夢は見られるうちに見ておいたほうがいい。それは韓国もよく分かっている…」と厳しい声も。

その他、「本選で日本と戦いたい」と日韓戦の実現に期待を寄せる声も見られた。（翻訳・編集/堂本）