外交部 米国とNATOは自らの罪を反省する前に 裁判官のように振る舞う資格なし

CRI online    2022年3月26日(土) 18時0分

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外交部の汪文斌報道官は25日の定例記者会見で、「NATOはセルビア、イラク、アフガニスタンなどの国民に対して犯した罪を反省する前に、裁判官を自称する資格も権限もない」と述べました。

外交部の汪文斌報道官は25日の定例記者会見で、「米国と北大西洋条約機構(NATO)はセルビア、イラク、アフガニスタンなどの国民に対して犯した罪を反省する前に、裁判官を自称する資格も権限もない」と述べました。

3月24日は、ユーゴスラビアがNATOから空爆を受けた23周年の日です。セルビアのブチッチ大統領はこのほど取材に対して、「23年が経った今日、(当時の)NATO加盟19カ国が、どれほど恐ろしく、でたらめで、不法であり不道徳な犯罪をしたかが、はっきり分かっている。彼らがロシアウクライナ『侵入』を批判することは、実に愚かで恥ずべきことだ。彼らが常に口にする道徳や価値観といったものは、そもそも存在しないのだ」と述べました。

汪報道官は同発言に関連する質問を受けた際に「米国をはじめとするNATO軍は1999年3月24日、国際条約や国際関係の基本準則に甚だしく違反し、国連安保理を公然と無視し、主権国家であるユーゴスラビアに対して78日間にわたる連続空爆を始めた。空爆は1万2000回以上に及び、投下した爆弾は1万トン以上、発射したミサイルは3000発を上回った。医療施設から名所旧跡、一般人住宅まで、無差別に空爆した。そのことで、3人の中国人記者を含む数千人以上の一般人が命を奪われた。NATO軍は空爆に国際条約が使用を明確に禁止している劣化ウラン弾を使い、セルビアの環境や国民の健康に長期に渡って悪影響をもたらした」と述べました。

さらに、「NATOがサミットを開催してウクライナ問題を議論する際、米国とNATO加盟国はウクライナ危機の原因について反省しなかったのか。冷戦から生まれたNATOは戦争のために存在している。世界の安全と安定を促進したことは一度もない。真に平和を愛し平和を促す人々は、NATOの東方拡張を続けることに、大声で『ノー』を叫んでいる」と表明しました。(提供/CRI

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