上海などで「場所コード」の使用が始まる

CRI online    2022年3月28日(月) 15時50分

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新型コロナウイルス感染症対策の必要性から、上海など一部の地域では「場所コード」のスキャン登録が実施されています。 写真は上海。

新型コロナウイルス感染症対策の必要性から、上海など一部の地域では「場所コード」のスキャン登録が実施されています。

上海市では、感染経路の調査やモニタリングなどの機能を持つ「場所コード」の運用普及に力を入れています。

上海市内にある科学技術パークでは、各ビルの入り口に、ビルのマークが入った「場所コード」が貼られています。建物に入る人がスキャンすると、「健康コード」がスマホ上に表示されます。スキャンした人の情報と位置がシステムに自動的に入力されます。スキャンしたデータの安全性を確保するため、「場所コード」のバックグラウンドデータ実行は専任で行われ、関連情報は疫学調査など、必要なニーズが生じた場合にのみ使用されます。上海市ではこれまでに累計9万8000社が「場所コード」を申請しており、市民のスキャン回数は累計1億回を超えています。

また、山西省臨汾市内にある鉄道駅や高速鉄道駅、バス駅、空港などの重点場所では、入場者は、通信行程コードや健康コードのほかに、「場所コード」のスキャンも求められています。

「場所コード」は、各重点場所に入る人向けの専用QRコードで、その場所を出入りした人々の情報を自動的に登録し、入った時間、位置なども表示されます。これによって、新型コロナの確定患者が見つかった場合、感染経路の調査につながり、感染拡大を防ぐことができるということです。(提供/CRI

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