羽生結弦は数々の奇跡を生み出し、語り尽くせない感動と賛嘆をもたらした―中国メディア

Record China    2022年3月29日(火) 22時20分

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中国のポータルサイト・捜狐に28日、フィギュアスケートの羽生結弦について紹介する記事が掲載された。

中国のポータルサイト・捜狐に28日、フィギュアスケートの羽生結弦について紹介する記事が掲載された。

記事は、「彼はスター(芸能人)ではないが、スターよりも美しい顔をしている。彼はアイドルではないが、アイドルよりも(ファンから)追いかけられたり称賛されたりするにふさわしい」と称賛。「この日本のフィギュアスケート選手はこれまでに数々の奇跡を生み出してきた。彼の活躍はあらゆる人に国籍による偏見を捨てさせた」とした。

その上で、1994年12月7日に宮城県仙台市で生まれ、幼いころからぜんそく持ちだったもののフィギュアスケートを通じて徐々に体が強くなっていったことなど、羽生の生い立ちを振り返った。そして、日本では国民的人気を誇り「天皇陛下の長女・愛子さまさえも羽生結弦を追いかけている」と伝えた。

愛子さまは幼いころからスケートに親しまれ、日本のメディアでは「特に羽生を応援している」とも報じられた。2014年のソチ五輪の後に皇居で行われた茶会に出席した羽生は、当時中学生だった愛子さまから預かった質問として、天皇陛下(当時は皇太子)から「得意なジャンプは何ですか?」と聞かれ、「アクセルジャンプが好きです」と答えたことを明かしていた。

記事は続いて、羽生が中国国営の中央テレビ(CCTV)で「激賞」されたとも紹介。18年平昌五輪の羽生のフリーの演技で、CCTV女性アナウンサー・解説員の陳滢(チェン・イン)さんが中国の成語を用いて「容姿は玉のごとく、姿は松のごとく、優雅さはオオハクチョウが驚くがごとく、美しさは龍が泳ぐがごとく」と表現したことを挙げ、この「名実況」は日本でも大きな反響を呼んだとした。

さらに、14年の中国杯の直前練習で中国選手と激突し、流血しながらも出場して2位に入ったことにも言及し、「あきらめないとはどういうことか、一生をかけるとはどういうことか、羽生は自らの行動によってそれを証明し、ファンたちに語り尽くせない感動と賛嘆をもたらした」と評した。

また、力強さがある半面、その「優しさ」も羽生の魅力をさらに増しているとし、中国の金博洋(ジン・ボーヤン)が表裏に持っていた国旗を正しい向きに直してあげたり、アイスダンス中国代表の柳鑫宇(リウ・シンユー)らとたびたび仲の良い様子を見せたりしていたことも紹介。「弓の弦に落ちた一枚の羽のように、軽さとしなやかさ、柔らかさと力強さが共存している。まさにその名前の通りだ」と伝えた。(翻訳・編集/北田

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