<南シナ海問題>フィリピンとの仲裁、「受け入れない姿勢に変化はない」=陳述書の提出を拒否―中国外交部

Record China    2014年6月5日(木) 10時27分

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4日、中国外交部の洪磊報道官は定例記者会見で、南シナ海問題でフィリピンが仲裁裁判所に司法判断を求めていることに対し、仲裁を拒否する態度を改めて示した。

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2014年6月4日、中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は定例記者会見で、南シナ海問題でフィリピンが国連の仲裁裁判所に司法判断を求めていることに対し、仲裁を拒否する態度を改めて示した。中国外交部公式サイトが伝えた。

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南シナ海の領有権問題でフィリピンは今年3月、国連海洋法条約に基づき、仲裁裁判所に仲裁を求めた。これを受けて、仲裁裁判所は今月3日、中国に自国の主張を裏付ける陳述書を12月までに提出するよう通知した。

会見ではこの件に関連して、「仲裁裁判所が定めた期限内に中国側は関連書類を提出するのか」との質問があった。同質問に対し洪報道官は、「われわれは関連報道に注視している。フィリピンが求めている仲裁に関して、中国の“受け入れない”姿勢に変化はない」と仲裁を拒否する姿勢を再度示した。(翻訳・編集/内山

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