Record China 2022年3月31日(木) 15時20分
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中国紙・新京報は30日、サッカーの2022年W杯カタール大会アジア最終予選で中国代表の招集メンバーに名を連ねた5人の海外出身選手の「成績」について総括する記事を掲載した。
サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選は29日、各地で最終戦があり、すでに敗退が決まっているB組の中国はオマーン代表に0-2で敗れた。中国は1勝6敗3分けの勝ち点6(得失点差−10)で6チーム中5位。
サッカー中国代表は「帰化政策」を推し進めてきたが、中国紙・新京報は30日、昨年9月から今月にかけて行われたアジア最終予選の招集メンバーに名を連ねた5人の海外出身選手の「成績」について総括する記事を掲載した。
記事によると、イングランドのユース代表にも選ばれた経験を持つDFティアス・ブラウニング(27)は10試合中8試合に出場(スタメン8試合)し、出場時間は計674分(1試合平均約84分)。
ブラジル出身のFWエウケソン(32)は6試合(スタメン4試合)で出場時間計356分(1試合平均約59分)。
ブラジル出身のFWアラン(32)は7試合(スタメン3試合)で出場時間計348分(1試合平均約49分)。
ブラジル出身のFWアロイージオ(33)は5試合(スタメン3試合)で出場時間計266分(1試合平均約53分)。
ブラジル出身のFWフェルナンジーニョ(29)は、膝のけがにより長期離脱したほか、今年1月の日本代表との試合を前に「家族の健康問題」を理由に来日を取りやめるなどし、出場ゼロに終わった。
帰化選手が決めたゴールは、昨年10月のサウジアラビア戦でのアロイージオの1点のみ。
4人が同時にピッチに立ったのは昨年9月の日本戦の後半のみ。
4人が同時にスタメン出場したのは昨年11月のオーストラリア戦のみ。
今月行われた第9戦のサウジ戦と最終戦のオマーン戦は、ブラジル出身4選手はけがなどで欠場し、ティアス・ブラウニングは2試合ともベンチに座ったままゲームを終えた。
この記事について、中国のネット上では「中国代表にとって帰化政策は『活路』にはならなかった」「結局誰もこの政策失敗の責任を取らず、うやむやのまま終わってしまうのだろう」「中国の場合、それ以前の問題」などの声が見られた。(翻訳・編集/柳川)
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