中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で3月31日、「中国のウナギ消費量が日本を超えた」との報道にネットユーザーが反応を示した。

中国中央テレビ（CCTV）によると、中国はかねてよりウナギの輸出大国だが、この2年は輸出から国内販売に転じる動きが際立っている。ウナギ関連の飲食業者の増加スピードは2年連続で14％を超え、1000万人近い消費者が毎月少なくとも1回はウナギを食べている。中国のウナギ消費量は現在、生産量の60～70％を占めているといい、CCTVは「消費量は日本に次第に追い付き、追い越した」と紹介。また、「消費ニーズの拡大に伴い、ウナギの完全な生産・販売チェーンが形成された」とし、工場から最短72時間で食卓まで届けられるとも伝えた。

これに対し、中国のネットユーザーは「ウナギはいろいろな食べ方があるけどどれもおいしい」「食卓まで72時間とはすごいな」「ウナギ、大好き」「もっと安くしてもらえたら…」などと反応しており、「中国の人口は日本より多いのだから日本を超えるのは当然では？」という声や「栄養価が高くておいしいと聞いたことがあるけど食べたことがない」「私は時代遅れみたい。この1年、1回も食べてないよ」との声も上がっている。（翻訳・編集/野谷）