香港の名優、レスリー・チャン（張国栄）の死去から丸19年を迎えた1日、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）では故人を追悼する投稿にネットユーザーから多くのコメントが寄せられた。

カンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞したチェン・カイコー（陳凱歌）監督の映画「さらば、わが愛/覇王別姫」など数々の作品に出演してきたレスリー・チャンは2003年4月1日、香港のホテル上層階から身を投げて自ら命を絶った。46歳という若さだった。

中国メディア・新浪娯楽の微博アカウントは1日が19回目の命日となることを述べた上で、生前のパートナーだったダフィー・トン（唐鶴徳）氏が古いツーショット写真を公開してレスリー・チャンを懐かしんだと紹介。また、ある人気ブロガーも「冬が去り、春が来て19年」「生涯、恋しく思う」などとツイートしており、これら投稿にネットユーザーからも「彼は仕事に全力で臨み、愛情にひたむきで友人には真心をもって接し、先輩を敬い、後輩を助けた。素晴らしい人だよ」「哥哥（レスリー・チャンの愛称でお兄さんの意）がいなくて寂しい」「彼は私たちの記憶の中で生きている」「もし哥哥がいて、コンサートを開いたなら私は絶対駆け付けたと思う」などの声が上がっている。（翻訳・編集/野谷）

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