上海のロックダウンで、テスラは「異常なほど困難な四半期」に―仏メディア

Record China    2022年4月5日(火) 6時40分

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3日、仏国際放送局RFIは、新型コロナの感染拡大により上海のロックダウンが続く中で、米電気自動車大手のテスラも大きな影響を被っていることを報じた。写真は上海のテスラ工場。

2022年4月3日、仏国際放送局RFIは、新型コロナの感染拡大により上海のロックダウンが続く中で、米電気自動車大手のテスラも大きな影響を被っていることを報じた。

記事は、上海市が3月28日から地域を二つに分けてのロックダウンを開始し、同社の上海工場がある東部地域が先にロックダウンとなって同31日までの4日間生産停止を余儀なくされたと紹介。さらに、ロックダウンが解除された後も東部の行動制限が続いていることで今月1日、2日の生産再開が中止となったことを伝えた。

そして、同社の内部通知によると、4日に生産再開を予定していたもののこれも取り消されることになったとし、通知では4日の生産再開中止のみが伝えられ、具体的な理由や新たな生産再開の時期については触れられていないと説明した。

その上で、同社の上海工場では毎週モデル3を6000台、モデルYを1万台生産しており、今回の生産停止は同工場が2019年末に稼働を開始してから最も長い期間になるとし、イーロン・マスクCEOが2日にツイッター上で「サプライチェーンの寸断、中国でのゼロコロナ政策により、今は『異常』なほど困難な四半期だ」と呟いたことを紹介している。

記事は、中国屈指の大都市である上海のロックダウンにより中国経済は大きな影響を受ける見込みであり、中国の今年1〜3月、4〜6月の経済成長率が前年同期比で0.4ポイント低下するという英ナットウエスト・グループのアナリストによる予測を伝えた。(翻訳・編集/川尻

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