上海、野菜買えず自宅で栽培する人も=「物資がちゃんと分配されていないのか?」

Record China    2022年4月5日(火) 11時50分

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4日、中国版ツイッター・微博で、新型コロナの感染増によるロックダウンが続き外出できない上海市の男性が自宅の窓辺でハクサイの水耕栽培にいそしむ様子が紹介され、注目を集めた。

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2022年4月4日、中国版ツイッター・微博で、新型コロナの感染増によるロックダウンが続き外出できない上海市の男性が自宅の窓辺でハクサイの水耕栽培にいそしむ様子が紹介され、注目を集めた。

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微博のアカウント・白鹿視頻が4日に、上海在住の劉(リウ)さんが自宅の窓辺で野菜を栽培する様子を紹介した。劉さんは空き缶やおわん、カップに水を張り、ハクサイやパクチー、ニンニクの芽などを栽培しているとのことで、「普通の水に野菜の根っこを浸けて、毎日1回水を換えるだけ。小さい頃、父親がやっているのを見ていて、自分も試そうと思った。今、白菜は3〜5センチまで成長している。あと1週間待ってさらに伸びたら食べようと思う。なんてことはないのだが、こうして置いておくと見栄えもよく、希望を与えてくれる気がする」と劉さんは語っている。

自由に外出ができず、買い物もできない状況の中、劉さんのように味気ない「おうち時間」をなんとか明るく楽しく過ごそうと工夫する上海市民は多いことだろう。野菜の「水耕栽培」は実用性も鑑賞性も高く、良いアイデアと言えそうだ。

この件について、中国のネットユーザーは「上海市民の暮らしはここまで追い詰められているのか。各地からの支援物資がまだまだ足りないのか?それともちゃんと分配されていないのか?」「心が痛む。支援物資として野菜を急いで送ろう」「大きく育ったらロックダウン解除後に売るかもしれないな」「ちゃんと育ってないように見えるが……」といったコメントが見られた。

また、「よしっ、やっとのことでわが家のゴミ箱から白菜の根元を救出したぞ!」とこれからチャレンジしようとするユーザーも。さらにはすでに実践済みで、ハクサイの他にモヤシやネギなどの成果を披露するユーザーも多く見られ「前に自分の地域でロックダウンが起きた時にサラダ菜を同じように水耕栽培したよ。大きく育ったけれど、ここまで育てるにはやっぱり栄養液が必要だよ」というアドバイスも寄せられた。中には、育てすぎてしまってきれいな花が咲き、完全な観賞用に切り替えたユーザーもいたようだ。(翻訳・編集/川尻

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