<サッカー>韓国人の怒りに火をつけたC・ロナウド、「3年越し」対戦へ―中国メディア

Record China    2022年4月6日(水) 8時20分

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W杯カタール大会の組み合わせで、ポルトガルと韓国が同じグループに入ったことについて、韓国メディアは3年前の事件に注目している。

今年11月に開催されるサッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会の組み合わせで、ポルトガルと韓国が同じグループに入ったことについて、韓国メディアは「3年前のノーショー(ドタキャン)の主人公と、いよいよカタールで出会うことになる」と報じた。中国のスポーツメディア・新浪体育が4日付で伝えた。

先日行われた組み合わせ抽選で、韓国はポルトガル、ウルグアイ、ガーナと共にグループHに入った。これを受け、韓国メディアのXportsnewsはポルトガル代表のスター選手クリスティアーノ・ロナウドの「ノーショー」問題に言及し、「韓国とロナウドの縁は3年前に完全に歪んだ」と指摘した。

2019年にイタリア・セリエAのユベントスのメンバーとして韓国を訪れたロナウドは、事前の契約では45分以上の出場が予定されていたKリーグ選抜との試合に「コンディションの問題」から出場せず。ロナウドの出場を期待した会場の観衆からは大ブーイングが起こり、ライバルの「メッシ」コールが沸き起こった。

ロナウドは試合以外のサイン会やイベントなども欠席する一方、帰国後にはジムで元気そうな姿をした写真をSNSにアップしたことで、韓国で反ロナウド感情が爆発した。あるユーチューバーはロナウドモデルのユニフォームをビリビリに破る動画を投稿したほか、別のユーチューバーはスウェーデンのストックホルムまでロナウドとサッリ監督(当時)を追いかけ、「なぜ韓国で試合に出なかった?」「チケット代をもらうために韓国から来た」などと書かれたボードを掲げるなどした。

また、一部サポーターはユベントスやロナウド、試合の主催者を相手に集団訴訟を起こした。この結果、主催したTHE FESTA社に賠償金の支払いなどを命じる判決が下っている。なお、Xportsnewsの記事は、「ユベントスやサッカー連盟は謝罪したが、騒動の核心であるロナウド本人の謝罪はなかった」と報じている。

中国のサッカーファンからは「なぜ(ロナウドが)韓国で試合に出なかったか、韓国人は自分の胸に聞いてみよ。02年のことを覚えていないのか」と、日韓W杯でラフプレーと審判による有利な判定でベスト4まで勝ち上がったとの指摘が出ていることに言及する声や、「韓国との試合に出場したら(ロナウドが)けがをさせられないか心配」と一般に当たりが激しいと言われる韓国との対戦を憂う声が上がっている。(翻訳・編集/北田

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