上海初の親子で入院できる新型コロナ臨時医療施設の運用開始―中国

人民網日本語版    2022年4月8日(金) 5時50分

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上海新国際博覧センターに設置された「方艙医院」は4日午後8時、W1からW5エリアで新型コロナウイルス感染者の収容を開始し、PCR検査で「陽性」となった子供とその家族を含む約4000人が収容された。

上海新国際博覧センターに設置された「方艙医院(臨時医療施設)」は4日午後8時、W1からW5エリアで新型コロナウイルス感染者の収容を開始し、PCR検査で「陽性」となった子供とその家族を含む約4000人が収容された。「親子」で共に入院することのできる上海初の「親子向け臨時医療施設」となった。人民網が各社の報道をまとめて報じた。

上海新国際博覧センターに設置された「方艙医院」は、上海市最大の「方艙医院」で、Wエリアの5スペースに、病床6600床を設置。全ての運用が始まっており、最多で約1万5000人を収容することができる。うち、W2エリアは、PCR検査で「陽性」となった子供とその家族を収容している。

4日午後9時15分、上海市の各区の子供とその家族を乗せた救急車が続々とW2エリアに到着。子供は親と共に、秩序に基づき「方艙医院」に入院した。今回入院した感染者のうち最年少は2歳で、母親と共に入院した。最高齢は68歳で、13歳の孫と共に入院した。

関係責任者によると、「陽性」が確認された子供の親の8割以上が家庭内感染による「陽性」が確認されている。また、親はPCR検査で「陰性」だったものの、「陽性」が確認された子供と離れ離れになることを望まない場合、人道的観点から、親がリスクを承知していることを前提に、一緒に入院できるよう手配されている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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