北斗高精度時空サービス、月間利用回数が1000億回超に―中国メディア

人民網日本語版    2022年4月8日(金) 13時50分

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北斗高精度時空サービスの月間利用回数が今年3月現在、1000億回を突破した。

千尋位置がこのほど明らかにしたところによると、北斗高精度時空サービスの月間利用回数が今年3月現在、1000億回を突破した。累計で世界の11億人にサービスを提供し、サービス提供回数が計2兆回を超え、世界の230超の国・地域をカバーしている。ユーザー規模を見ると、千尋位置はすでに世界最大の時空スマートサービス提供者になっている。科技日報が伝えた。

千尋位置が毎月処理する北斗加速補助測位サービス申請は600億回を超え、リアルタイムセンチメートル級・リアルタイム準メートル級北斗高精度測位サービス申請は480億回を超える。

1000億回を超える月間利用回数を支えるのは、千尋位置が中国北斗衛星測位システムに基づき独自に構築した世界的な「星地一体」時空スマートインフラだ。衛星とインターネットによるダブル発信プラットフォームにより、各種北斗高精度時空サービスを世界のユーザーに発信している。

時空スマートサービスの範囲が広く、ユーザーの規模が大きく、即時性を求められるといった特徴に対して、千尋位置は高性能分布型応用枠組みを独自に研究開発した。高いカバー率と高い有用性を実現し、高い並行処理能力、クラウド一体の革新的コア技術を持つことで、ユーザーの測位体験がよりスマートなものになる。

北斗高精度時空サービスの複数の国民級大規模応用を持つ千尋位置は、携帯電話、自動車、ドローン、シェアサイクル、路線バスから、都市レベルのスマートロードコーン、三角表示板、カメラなどの道路インフラ、さらには危険家屋の聴診、橋、鉱山の変形モニタリング設備などに至り、各種スマート機器に正確な時空情報を提供し、周辺環境の感知と意思決定をサポートしている。

中国の国産アンドロイド携帯は現在、千尋立見(FindNow)北斗加速測位サービスをほぼ標準搭載している。クアルコム、聯発科技(メディアテック)、展訊などの携帯電話用半導体もこのサービスを集積している。華為(ファーウェイ)、小米(シャオミ)、OPPOなど複数種類の携帯電話はさらに、千尋位置のリアルタイム高精度測位サービスを応用しており、準メートル級測位を実現でき、道路レベルのナビゲーション機能を持つ。小鵬、高合、広汽などの40車種を超えるスマートカーも次々と路上走行を行っている。千尋位置の高精度時空サービスを応用した後、高速自動ナビゲーション運転を実現できる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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