ウクライナ侵攻で日本の回転寿司店が「絶望的な状況」に?韓国ネット「我慢せよ」「日本は島国なのに…」

Record Korea    2022年4月7日(木) 23時20分

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7日、韓国メディア・韓国経済は、「ロシアのウクライナ侵攻以来、世界のサプライチェーンに混乱が生じる中、日本の回転寿司店も戦々恐々としている」と報じた。写真は回転寿司。

2022年4月7日、韓国メディア・韓国経済は、「ロシアウクライナ侵攻以来、世界のサプライチェーンに混乱が生じる中、日本の回転寿司店も戦々恐々としている」と報じた。

記事は最近、朝日新聞と産経新聞が「首都圏の回転寿司店から一部のメニューが消えた」と報道したことを紹介。ロシアのウクライナ侵攻後、日本がロシアへの制裁に参加したため、ロシア産の水産物の入荷が中断されたことが原因だという。

記事によると、日本にとってロシアは中国とチリに続く3位の水産物輸入国。農林水産省のデータでは、21年におけるロシアからの水産物の輸入額は1381億円で、紅サケは約8割、カニやウニは5~6割をロシア産が占めている。また、スケソウダラ(18.6%)やニシン(14.4%)、タラ(11.0%)のロシア依存度も高い。

さらに、ウクライナ侵攻はロシア産だけでなく、水産物の輸入全体にも影響を及ぼしており、欧州連合(EU)とロシアが互いに領空通過を禁止したことで、ノルウェー産のサーモンは一時的に入荷が中止となった。3月から輸入が再開されたものの、価格は1キロ当たり400円ほど急騰しているという。

記事は、「中国のロックダウン(都市封鎖)によりロシアのズワイガニが大量に流入し、価格が暴落した韓国とは異なり、日本の水産業者はロシア産水産物の価格がさらに高騰することを警戒している」と伝えている。

韓国のネットユーザーからは、「生活に必ず必要な物でもないし、食べるのを我慢すればいい」「だからといってウニやカニを食べるためにロシアの制裁に参加しないわけにもいかないでしょ」「ウクライナ人は生きるか死ぬかの状況なのに、大した問題じゃない」「日本は島国なのになぜ水産物を海外から輸入する必要が?原発事故のせい?」「じゃあ今までは日本の寿司屋でロシア産の魚を食べてたということか」など、さまざまな反応が寄せられた。

一方で、「日本の寿司の価格をわれわれが心配する必要はない」「日本よりも物価が急騰して苦しんでいる韓国のことを心配すべき」「韓国の水産物事情も大変だよ」など、韓国のことを心配すべきという意見も見られた。(翻訳・編集/丸山

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