赤外線カメラが捉えたパンダの「恋人探し」のための行動―四川省

人民網日本語版    2022年4月8日(金) 22時50分

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四川省綿陽市平武県老河溝自然保護センターのスタッフは6日、屋外の赤外線カメラの映像を整理していた際、パンダが逆立ちして排尿し、マーキングする貴重な映像が複数映っているのを確認した。

四川省綿陽市平武県老河溝自然保護センターのスタッフは6日、屋外の赤外線カメラの映像を整理していた際、パンダが逆立ちして排尿し、マーキングする貴重な映像が複数映っているのを確認した。

1つは1月1日に撮影された映像で、大人のオスのパンダが前足を地面についてから後ろ足を上げて木にもたれかかり、逆立ちの状態で排尿していた。一見するとまるで「カンフーの技」を披露しているかのようにも見える。それから2カ月間、その赤外線カメラは何度もパンダがその木の匂いをかいだり、マーキングしたりする様子を捉えていた。

スタッフによると、オスのパンダが逆立ちして排尿するのは、珍しいことではなく、できるだけ高い所で排尿することで、自分が大きいこと、強いことを誇示するのだという。また、パンダは尿を通して情報を入手する。オスのパンダは、マーキングして縄張りを作り、繁殖のためにメスのパンダに居場所を伝えるのだという。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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