サムスンスマホ、GOSに続き通話不良が問題に、海外でも不満の声

Record Korea    2022年4月10日(日) 22時30分

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8日、韓国・ノーカットニュースによると、サムスン電子のスマートフォン「Galaxy S22」シリーズの一部製品に音声通話の不具合がみられ、顧客から不満の声が続いているという。

2022年4月8日、韓国・ノーカットニュースによると、サムスン電子のスマートフォン「Galaxy S22」シリーズの一部製品に音声通話の不具合がみられ、顧客から不満の声が続いているという。

情報通信技術(ICT)業界によると、ネット上のサムスン電子公式コミュニティーやNAVERカフェなどに、多数の「Galaxy S22」ユーザーが電話発信・着信に関する不満を書き込んでいるという。かかってきた電話が着信されなかったにもかかわらず後に不在着信の通知だけが残ったり、通話中に相手の声に雑音が混じり音声も非常に小さく聞こえるなどのケースが報告されている。

こうした不満は「Galaxy S22」が発売された2月末から上がるようになり、サムスン電子は先月16日にソフトウェアのアップデートを実施したが、一部の問題は修正されていないという。サムスン電子は「製品の不良ではなく、カメラレンズ周辺にある空気の通路が詰まったために発生する現象」だと説明。「背面カメラの周りを覆うカバーやフィルムなどを除去して使ってほしい」と呼び掛けたが、指示に従っても雑音問題は続いているとの報告がコミュニティーには相次いでいるという。

こうした通話の不具合は韓国内だけでなく、サムスン電子の欧州の公式コミュニティーにも複数件、報告されている。「電話が切れてしまい、5分以上通話することができない」「ほぼ全ての通話が10~15分で切れてしまう」などの書き込みがあり、多くの共感を得ているという。

サムスン電子の「Galaxy S22」シリーズは、過度な発熱を防止するため、高性能が求められるゲームなど特定のアプリを駆動する場合に性能を意図的に落とす「GOS(ゲーム最適化サービス)」で物議を醸した。ユーザーが任意でGOS機能を解除できるようソフトウェアのアップデートが実施されたが、1800人あまりのユーザーが集団訴訟を起こした。現在公正取引委員会がサムスン電子の「表示広告法」違反について調べを進めている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「完全にアウトだな。サムスンもおしまいだ」「サムスンが沈没し始めている」「社長が替わって以来、品質がひどくなった」「GOS問題の主犯を逆に理事に昇進させたサムスン電子。これがサムスンの未来だ」「基本に忠実になれ。通話ができないなんて、それでも電話か?」「サムスンは高すぎるし、アフターサービスも悪い」「家電はLG、スマホはiPhoneだよ」「サムスンの空気清浄機を買って1カ月もしないうちに製品不良が分かったことがある。それ以来、二度とサムスン製品は買わないことにしている」など、サムスンへの不満の声が殺到している。

一方で、「自分のは何ともないけど?」「S22を使ってるけど、何の問題もないよ。ユーチューバーが騒いでるんだ」とのコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

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