人民網日本語版 2022年4月12日(火) 19時50分
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上海市の新型コロナウイルス対策指導グループ弁公室の顧洪輝主任は11日、「封鎖管理エリア、管理コントロールエリア、警戒エリアの3段階に分けて対策を進める」と明らかにした。写真は上海。
11日に開かれた上海市の新型コロナウイルス対策をめぐる記者会見で、上海市政府の副秘書長を務める、上海市の新型コロナウイルス対策指導グループ弁公室の顧洪輝主任は、「国務院共同対策メカニズムの関連の規定に基づき、上海の実情に合わせて、封鎖管理エリア、管理コントロールエリア、警戒エリアの3段階に分けて対策を進める」と明らかにした。中国新聞網が報じた。
第一段階のスクリーニングの結果とリスクアセスメントを踏まえて、上海の各エリアを3段階に分ける第一弾のリストが発表された。うち、封鎖管理エリア7624カ所、管理コントロールエリア2460カ所、警戒エリア7565カ所となっている。
封鎖管理エリアとは、直近7日以内に「陽性」感染者が報告された居住エリアと自然村、事業者、場所を指し、7日間の封鎖管理+7日間の自宅健康観察が必要となる。7日間の封鎖管理期間中、エリア内が封鎖され、住民は自宅から出ることはできず、出張サービスが提供される。管理コントロールエリアとは、直近7日以内に「陽性」感染者が報告されなかった居住エリアと自然村、事業者、場所を指し、7日間の健康観察が必要となる。エリア内から出たり、集まったりすることは厳禁となる。ただ、病気などで病院にいく必要がある場合など、やむを得ない事情がある場合には、コミュニティの許可を得たうえで、封鎖管理エリアと管理コントロールエリア内から出ることができる。その場合は、クローズド・ループ管理が実施され、個人レベルでの感染予防もしっかりと行わなければならない。
警戒エリアとは、直近14日以内に「陽性」感染者が報告されなかった居住エリアと自然村、事業者、場所を指し、エリア内の管理コントロールが強化され、集まる人の人数も厳しく制限されるほか、人の流れを減らし、人ができるだけ集まらないようしなければならない。顧主任によると、「上海市の現在の感染拡大状況に基づき、警戒エリア内の市民は、原則的に、所在している街・鎮の範囲内で適度に活動することになり、封鎖管理エリアや管理コントロールエリアに移動することはできない」としている。
また、「上海市の新型コロナウイルス対策は最大の山場を迎えている。上海市は今後も、各対策を徹底して講じ、感染状況の分析、判断を強化し、各エリアを3段階に分けた分類管理を強化し、必要に応じて各エリアの段階を調整し、新型コロナウイルスが市民に与える影響を最小限に抑えることができるよう取り組む」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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