Record Korea 2022年4月14日(木) 0時20分
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12日、韓国・ソウル経済は「昨年11月に仁川市のある集合住宅で発生した騒音トラブルによる凶器騒動事件で警察のずさんな対応が指摘されたが、それに対する警察官らの反論が物議を醸している」と伝えた。
2022年4月12日、韓国・ソウル経済は「昨年11月に仁川(インチョン)市のある集合住宅で発生した騒音トラブルによる凶器騒動事件で警察のずさんな対応が指摘されたが、それに対する警察官らの反論が物議を醸している」と伝えた。
記事によると、事件当時、通報を受けて出動した警察官2人は凶器を手にした犯人を目撃したにもかかわらず現場を離脱した。その後、被害者夫婦と子どもは加害者を制止しようとする際に刃物で刺されて負傷した。特に妻は首を刺されて意識を失い、脳梗塞の手術まで受けた。事件後にこうした警察のずさんな対応が映った監視カメラの映像が公開され、批判の声が相次いでいた。
そして最近ネット上では、監視カメラの映像が公開された後に現職の警察官らが書き込んだとされる掲示板の書き込みを集めた投稿が話題となっているという。
それによると、ある現職警察官が「この国と国民が警察をこんなふうにした。必死に耐えろ」と書き込んだところ、別の現職警察官も「その通り。警察で5年働いて、1カ月せいぜい手取り300万ウォン(約30万円)。これで徹夜で命を駆けて働けというのか」と不満をあらわにした。さらに、これに対して別の会員が「誰かに頼まれて警察官になったのか?。税金で食べてるんだから、ちゃんと仕事して」と指摘すると、「使命感など持たず、給料の分だけ仕事する」「税金をちょっと納めてるからってまるで雇用主になったかのように圧をかけてくる」「そうやってばかにしていれば?。大事なときに守ってもらえないのはお前たちだ」などと反論したという。
これを見た韓国のネットユーザーからは「現場が怖いなら事務職に転職して。使命感を持って頑張ってる人に失礼」「その基準だと軍人には月1000万ウォンはあげなきゃ」「こんな人たちを信じて暮らしていかなきゃならないの?現場の警察官にはそれ相応の手当が支払われているはず」「月300万ウォンで少ないと?定年後の補償や公務員年金の恩恵もあるよね」「それなら警察辞めて別の仕事探せば」「その調子で別の仕事しても300万ウォンはもらえないと思うよ」と批判の声が続出している。
また「文大統領が公務員を増やしたからこんなことになった」「筆記試験を重視するのではなく、軍隊や特殊部隊出身の人を中心に採用すべき」などの声も上がっている。(翻訳・編集/松村)
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