人民網日本語版 2022年4月14日(木) 5時50分
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農業、農村、農家に関する内容はここ数年、中国のショート動画プラットフォームで新たな発展傾向を見せている。
「トマト栽培の後期の着色促進の方法は?」「葉が分厚くシワがあるのはなぜか?」。李臧朝氏が投稿したショート動画は、野菜農家が栽培中に直面する難題に対して、正確に答えを示した。人民網が伝えた。
李氏は河北省石家庄市野菜産業協会の会長で、正真正銘の野菜栽培専門家だ。李氏は20年以上にわたり農業テクノロジーサービスの第一線に留まり続けている。農地やハウスが李氏の作業場だ。李氏の活動シーンにはここ数年、新たな変化が生じた。ショート動画やライブ配信スタジオも李氏が授業を行う「教室」になった。
李氏のショート動画は、いずれも野菜農家が関心を寄せる問題を取り扱うものだ。
李氏は現在まで、ショート動画プラットフォーム「快手」に700本以上の動画を投稿しており、30万人超のフォロワーを抱えている。また李氏は毎週・定時のライブ配信を続け、フォロワーと野菜栽培に関する問題について意見交換している。
ショート動画とライブ配信の時代に、都市生活から遠く離れているように見える農地が、再び人々から注目されるようになった。専門家は、「ショート動画+ライブ配信」は新たな農具に変身しており、現代農業テクノロジーを全国各地の農地に広め、農家の増産と増収を推進し、農村振興を支えるとした。
「三農」(農業、農村、農家)に関する内容はここ数年、ショート動画プラットフォームで新たな発展傾向を見せている。データによると、快手で21年に新たに投稿された三農オリジナルショート動画は2億本を超えた。三農創作者が投稿するショート動画の1日平均再生回数は10億回以上、ショート動画の1日平均視聴時間は900万時間以上。平均2.2秒で三農ライブ配信が1回行われる。ライブ配信の1日平均視聴時間は300万時間を超えている。
快手には実際に、全国各地の優秀農業技術配信者が集まっている。修士課程を修了しUターンした高学歴者がいれば、第一線で長年働いている農業テクノロジーの専門家もおり、一般の農家もいる。異なる身分と肩書を持っているが、誰もが故郷と土地のことを気にかけており、プラットフォームの力を借りて農業テクノロジーを広めようと熱心に取り組んでいる。
李氏は、「私は人生の半分を農業に費やした。今後も取り組み続ける。私のフォロワーはみなしっかり野菜栽培の農家だ。彼らも栽培技術を非常に必要としており、私は出来る限り協力する。これも農家としての思い入れだろう」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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