Record China 2022年4月15日(金) 17時20分
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フィギュアスケートの羽生結弦をたたえる桜の鑑定結果が、中国の羽生ファンの間でも大きな反響を呼んでいる。
桜は2018年、羽生の五輪連覇をたたえて出身地・宮城県仙台市の七北田公園に植樹された。「ゆづ桜」の愛称で呼ばれるこの桜は、植樹された際、オオシマザクラとされていたが、同公園の都市緑化ホールの職員が「オオシマザクラは白色とされているのに実際に咲く花は濃い桃色」であることに疑問を持ち、公益財団法人「日本さくらの会」の専門家に鑑定を依頼。15日更新のスタッフブログによると、鑑定の結果、アマギヨシノとカンヒザクラの交配種である「陽光(ようこう)」という品種であることが判明したという。
同ブログは、「世界を明るく照らす太陽の『陽』と輝く光の『光』、まさに羽生選手にピッタリじゃありませんか!」と報告。その花言葉が「精神の美しさ、優雅」であることに「まじかーーーーー!」と驚き、「羽生選手そのものとしか言いようがない!」とつづっている。
今年2月の北京冬季五輪で羽生が注目の的になった中国でも、この出来事が紹介された。中国のSNS・微博(ウェイボー)の羽生のファンアカウントが同日、このブログの内容を中国語に翻訳して紹介すると、ファンからは「なんてピッタリなんだ!彼はまさに私たちのサンシャイン(太陽の光)だ」「陽光。これ以上ふさわしい名前はないよ」「なんてロマンチックな偶然なんだろう」「これはもう神様のおぼしめし」「私がずっと追いかけてたのは、本当に『光』だったんだ」「『精神の美しさ、優雅』。すごい!」「(羽生は)天に選ばれた子」といった声が上がった。
なお、同スタッフブログでは「陽光桜」を25年かけて開発した高岡正明さんの、「世界中に桜を咲かせ、平和な世の中にしたい」という思いについても詳しく紹介している。(翻訳・編集/北田)
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