米感染症専門家「集団免疫は新型コロナには適用できない可能性」

人民網日本語版    2022年4月17日(日) 8時0分

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米国の感染症専門家のアンソニー・ファウチ博士はこのほど発表した文章の中で、「従来の集団免疫の概念は新型コロナウイルスには適用できない可能性がある」と指摘した。写真はアンソニー・ファウチ博士。

米ニュースチャンネルCNNが15日に伝えたところによると、米国の感染症専門家のアンソニー・ファウチ博士はこのほど発表した文章の中で、「従来の集団免疫の概念は新型コロナウイルスには適用できない可能性がある」と指摘した。中国新聞網が伝えた。

ファウチ氏は、「これは相当の長期にわたり、新型コロナウイルスが人々の間で消滅しないかもしれないことを意味している」と述べた。

ファウチ氏の説明によると、「これは主に新型コロナウイルスが変異しやすいためであり、この2年あまりの間に、すでにデルタとオミクロンを含む5種類の単独変異株が出現している。次にかなりの数の人がワクチンを接種していないこと、免疫はいつまでも持続するものではないことにより、新型コロナウイルスは長期的に存在し続ける可能性があるからだ」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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