Record China 2022年4月18日(月) 12時20分
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16日、サッカーのアジア・チャンピオンズリーグで相手選手を押し倒した上に頭に蹴りを入れた広州FCの選手がクラブから解雇されたことを報じた。
2022年4月16日、サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で相手選手を押し倒した上に頭に蹴りを入れた広州FCの選手がクラブから解雇されたことを報じた。
15日に行われたACLグループステージ第1節の広州FC(旧広州恒大)とジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)との試合で、広州のDF関浩津(グアン・ハオジン)が相手選手を手で押し倒したうえ、起き上がろうとする相手選手の頭に寝そべった姿勢から蹴りを入れた。関はすぐさま故意ではないとのアピールをしたが、審判はすかさずレッドカードを出し、関を退場させた。
記事は、関の所属する広州FCが16日に公告を発表し、関を叱責した上で直ちに解雇処分とするとともに、コーチングスタッフに対しても叱責の上、監督とアシスタントコーチを減給処分としたことを明らかにしたと伝えている。
この件について、中国のネットユーザーは「恒大は選手に給料を出さない口実を見つけたな」「今後はレッドカードで即失業。それが恒大だ」「クレイジーなクラブ」「ジダンやルーニーなど、かつて一発レッドを食らったことのあるスター選手も広州FCではサッカーができないってことだな」「イエローで罰金、レッドで解雇。サッカー大革命だ」など、親会社の経営難により給料の支払い遅滞が取り沙汰されているという背景の中で、クラブの「一発解雇」に懐疑的な見方を示すコメントを多く残している。
また「これからはクビを恐れて果敢なプレーが見られなくなりそう」「中国サッカーは終わったよ」など、今回の処分が選手のプレーを萎縮させ、ひいては中国サッカー全体のレベルを一層下げることになるとの声もあった。
一方で「悪意ある動作である上に、相手がなにも挑発していない状況というのが重要だ。この処分は理に適っていると思う」という意見も複数見られた。(翻訳・編集/川尻)
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