韓国の市民団体、”中国の歴史歪曲”を世界に告発=ネット「中国も日本も歴史歪曲とはあきれる」

Record Korea    2022年4月19日(火) 21時20分

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18日、韓国・聯合ニュースによると、「サイバー外交使節団」と呼ばれる韓国の市民団体VANKが「中国の歴史歪曲」を世界に告発するため本格的に動き出した。写真は中国の国旗。

2022年4月18日、韓国・聯合ニュースによると、「サイバー外交使節団」と呼ばれる韓国の市民団体VANKが「中国の歴史歪曲(わいきょく)」を世界に告発するため本格的に動き出した。

記事によると、VANKは同日、英文サイト「万里の長城の逆説(greatwall.prkorea.com)」を開設した。VANKは「中国政府はもともと6000キロだった万里の長城の長さを、2000年代初めに2万1196.18キロにまで延ばした。朝鮮半島の平壌まで描き、その中に含まれた高句麗と渤海の歴史を自国の歴史として歪曲するいわゆる”東北工程”事業を展開した」と主張している。

VANKはこうした内容を詳しく紹介した同サイトを開設するとともに、「中国の歴史歪曲」が世界に広まるのを阻止するべく、韓国内に特派員を置く200の海外メディアに対してこの問題が中韓の歴史問題ではなく世界的な「中国覇権主義」だと主張する内容を盛り込んだ英文のメールを送り、積極的に取材するよう要請したという。

これを受け、韓国のネット上では「VANKの活動を応援する」「国がすべきことを代わりにやってくれてる」と声援が送られている。

また「文在寅(ムン・ジェイン)政権の5年間が中国を調子に乗らせた。これは正さなければならない」「政府は文化体育部にVANKのような活動をする部署を設置して歴史歪曲を正し、韓国の歴史をしっかり広めるべきだ」「日中は政府が積極的に広報してるのに、韓国は何してるの?」など現政権への不満の声も多数寄せられている。

その他「中国も日本も歴史歪曲とはあきれる。韓国も少しくらい大げさに主張してもいいのでは」「BTSがもし兵役を免除されるなら、VANKの会員として活動してもらいたい」といった意見も寄せられている。(翻訳・編集/松村)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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