ゲーム産業を盛り上げる新たなパラダイム「P2Eゲーム」、韓国人だけ利用できない理由とは

Record Korea    2022年4月21日(木) 11時20分

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17日、韓国・ヘラルド経済は「韓国のゲーム会社が『稼げるゲーム』を相次ぎ発売しているが、韓国人は規制があるため利用することができない」と伝えた。写真はP2Eゲーム。

2022年4月17日、韓国・ヘラルド経済は「韓国のゲーム会社が『稼げるゲーム(Play to Earn、P2E)』を相次ぎ発売しているが、韓国人は規制があるため利用することができない」と伝えた。

P2Eは、遊ぶことでお金が稼げるゲーム。ゲーム内のアイテムやキャラクターを仮想通貨に変え収益を得ることができる。代表的なゲームは、ベトナムSky Mavisの「アクシーインフィニティ」、韓国WEMADEの「MIR4グローバル」など。ゲーム業界はこのP2Eを、「新規ユーザーを引き入れ、ゲーム産業を盛り上げる新たなパラダイム」だとみているという。

業界によると、韓国のモバイルゲーム会社COM2USは、配信中のゲーム「サマナーズウォー:ロストセンチュリア」にC2Xブロックチェーンプラットフォームを導入した。韓国と一部の国を除いて、アイテムをC2XやLCTという仮想通貨に変えることができるという。ただ、韓国は除外されているように、韓国内ではこのP2Eバージョンを利用することはできない。韓国では04年に射幸性の高いゲーム機が全国に広がったことで問題が生じたのを機に、ゲーム内の財貨を両替する行為を厳格に禁じるゲーム法が設けられている。COM2US以外の会社のゲームも同様に、P2Eゲームは韓国以外の地域での発売となっている。

尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領は選挙前、「P2Eゲームの許容」を公約に入れたが、1日でこれを撤回し「慎重論」を唱えるようになったという。記事は「今後の見通しも明るくなさそうだ」としている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「射幸ゲームを堂々と宣伝している。ひどい記事だ」「宣伝料をもらって記事を書いたの?」「射幸性の強い賭博ゲームだぞ」「今はやっているゲームも暴力的、扇情的で有益だとは言えないものばかりなのに、こんなものまで許可する必要はないよ」「ゲームをして稼ぐなんてこと自体がおかしい」「韓国人の性質上、こんなゲームを解禁したら、破綻する人が続出するよ」など、P2Eゲームを是としないコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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