CRI online 2022年4月19日(火) 10時20分
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16日に地球に帰還した中国の有人宇宙船「神舟13号」の帰還モジュールには、中国の科学者が開発した特別な耐熱材料が使われていました。
16日に地球に帰還した中国の有人宇宙船「神舟13号」の帰還モジュールには、中国の科学者が開発した特別な耐熱材料が使われていました。この材料が、大気圏への再突入の際に発生する高温から宇宙飛行士を守るうえで大きな働きをしました。
中国運搬ロケット技術研究院の研究者によりますと、帰還モジュールは極超音速(音速の5倍)で大気圏に再突入し、大気との摩擦で機体の表面温度は2000度を超えます。これは、地球上の大部分のものを溶かしてしまう温度です。
この高温から宇宙飛行士を守るために開発された耐熱材料は100種類を超えましたが、その中でも、今回の帰還モジュールの底部に採用されたハニカム構造の材料は強度が高く、大気圏で燃えることによって機体を冷却できる特性を持っているということです。(提供/CRI)
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