CRI online 2022年4月20日(水) 9時10分
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外交部の汪文斌報道官は19日、米コロラド州デンバー市の市長が中国人排斥の歴史について謝罪したことについて肯定的な評価を示しました。
外交部の汪文斌報道官は19日、米コロラド州デンバー市の市長が中国人排斥の歴史について謝罪したことについて肯定的な評価を示し、「歴史を鑑にしてこそ、悲劇の再発を避けることができる」と述べました。
報道によりますと、現地時間4月16日、米コロラド州デンバー市のマイケル・ハンコック市長が公告に署名し、1880年に現地で発生した中国人排斥事件について、中国人コミュニティに正式に謝罪しました。米CBSニュースサイトによりますと、デンバー市は米国で中国人排斥の歴史について謝罪した5番目の都市であり、カリフォルニア州以外では最初の都市になります。
汪報道官はまた、「近ごろ、米国では中国系に対する差別と暴力事件は是正されるどころか、ますます激しくなっている。これは、米国社会に長期的に存在する持病だ」と指摘しました。米研究機関のデータによりますと、2021年に全米で発生したアジア系に対するヘイトクライム(憎悪や偏見を動機とする犯罪)は339%増えているということです。これを受けて汪報道官は、「米国が移民たちの生存と発展の楽園ではなく、人種差別と暴力の天国になっていることを、人々は警戒すべきだ」と呼びかけました(提供/CRI)
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