日本人コーチのおかげ? 北京五輪金の蘇翊鳴、たった4年で英語習得=今では日本語も

Record China    2022年4月20日(水) 22時20分

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北京冬季五輪スノーボード男子で金・銀メダルを獲得した中国の蘇翊鳴(18)が、「4年前は英語が全く分からなかった」と明かした。

北京冬季五輪スノーボード男子で金・銀メダルを獲得した中国の蘇翊鳴(スー・イーミン。18)が、「4年前は英語が全く分からなかった」と明かした。

蘇はこのほど受けた中国国営の中央テレビのグローバル放送・CGTNのインタビューで、「あなたは言語の面でも非常に優秀ですね。英語は素晴らしいですし、中国語の普通話と地元の言葉はもちろん、日本語も少し話せます。言語の面で自分に才能があると思いますか?」と質問された。

これについて蘇は「自分に言語面での才能があるとは思いません」と謙遜。「4年前には英語は全く話せませんでした」と語る一方、「(当時)日本人のコーチがつきました。私は中国人ですが彼は中国語が話せなかったので、彼とコミュニケーションを取るために英語を勉強し始めたのです。スノーボードで成長するためには、彼が言っていることを理解しなければならないと知っていたからです」と英語を習得した経緯を語った。また、今では英語に続いて日本語も徐々に勉強していることも明かした。

中国のSNS・微博(ウェイボー)では「蘇翊鳴、英語の勉強始めたのはわずか4年前」がトレンド入り。中国のネットユーザーからは「いや、才能あるでしょ」「才能がある人は自分のことを才能があるとは思わないパターンか」「才能というより努力のたまものだよ」「やっぱり環境が大事」「私なんか長年勉強してるのにちっとも話せない」「2018年のころの映像では、もうコーチと普通にやり取りしていたのが分かる。すごいね」「4年前にプロを目指し、4年後にオリンピックチャンピオンに。4年前に英語の勉強を始め、4年後にはペラペラに。優秀過ぎる」といった声が寄せられている。

蘇は今年2月に行われた北京五輪スロープスタイルで銀メダル、ビッグエアで金メダルを獲得。日本人の佐藤康弘コーチ(46)から指導を受けていることもあり、日本でも大きな注目を集めた。金メダルが決まった瞬間、佐藤コーチと涙しながら抱き合ったシーンは日中両国で感動を呼んだ。(翻訳・編集/北田

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