Record China 2022年4月21日(木) 10時20分
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上海でニュース映像に何度も登場した女性に「サクラ」ではないかとの疑惑が浮上したが、本人が反論した。
上海でニュース映像に何度も登場した女性に「サクラ」ではないかとの疑惑が浮上したが、本人が反論した。中国メディアの看看新聞が19日付で伝えた。
最近、上海市金山区の制限区域内のコミュニティーでは「一戸一証」方式が採用され、住民が時間帯を分散して指定されたスーパーで物資を購入できるようになった。これを報じたニュース映像に同じ女性が何度も登場し、ネットユーザーの間で「サクラではないか」と話題となった。
金山区のアパートに住む女性は、制限付きの買い物が解禁された15日に自宅から520メートル離れたスーパーに買い物に訪れた。ニュース映像には、この女性がスーパー内と住宅地の入り口近くにいるところが複数回にわたって映し出された。さらに、映像の中でインタビューに答えた「石化街道衛清居民区党支部書記」のテロップが、同女性が映っている間にも表示され続けていたことで、「この女性が書記なのではないか」など、さまざまな憶測が飛び交うこととなった。
看看新聞の取材に応じた女性はうわさを否定し、「スーパーでは(撮影していることに)気づきませんでした。ただ買い物のことだけを考えて帰ってきたところ、ちょうど(住んでいる住宅地でも)撮影しているところだったんです」とし、「書記ではないか」とのうわさについては「笑ってしまいますよ、滑稽すぎます!」と話した。
記事は、「事実確認がされていない状況で、憶測を事実としてインターネットに投稿するのは無責任すぎる。普通に買い物をする市民を『サクラ』と呼ぶなど、他人に及ぼす被害も考慮しなければならない」と締めくくった。(翻訳・編集/刀禰)
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