中国・ソロモン諸島の安全保障合意は「第三者を対象にしていない」=外交部

CRI online    2022年4月20日(水) 21時30分

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外交部の汪文斌報道官は20日の定例記者会見で、「中国とソロモン諸島は平等と互恵、公開性と透明性に基づく安全保障協力を展開する」と述べました。

中国とソロモン諸島の安全保障協定に懸念を表明した米国の公式声明に対し、外交部の汪文斌報道官は20日の定例記者会見で、「中国とソロモン諸島は平等と互恵、公開性と透明性に基づく安全保障協力を展開する。中国は、ソロモン諸島の治安維持、自然災害への対応を支援し、人道支援を行う。これは、いかなる第三者も対象としておらず、既存の二国間・多国間の安全保障協力メカニズムに取って代わるものではない」と表明しました。

報道によりますと、米国家安全保障会議は19日、米国、日本、ニュージーランド、オーストラリアの4カ国は、中国とソロモン諸島の安全保障枠組み合意が、自由で開かれたインド太平洋地域に深刻な脅威をもたらすことを懸念するとの声明を出しました。

これを受け、汪報道官は、「米国側の論理によれば、太平洋諸島諸国は米国あるいは米国を含む少数の同盟国としか安全保障協力を行えないということなのか。米側は、諸島諸国を独立した主権国家と見なしているのか、それとも自分たちの従属「国と見なしているのか。米国側はこれらの諸島諸国と対等な関係を築きたいのか、それとも支配しようとしているのか。米側はこれらの問いに答えるべきだ」と指摘しました。(提供/CRI

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