中国ドラマや映画で活躍する新世代の若い俳優たちの、映画・演劇を専門とする難関の名門大学への合格が次々と明らかになっている。

ドラマ「瓔珞＜エイラク＞～紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃～」など数々のヒット作を手掛けるプロデューサーで脚本家のユー・ジョン（于正）が21日、「瓔珞」をはじめ「コウラン伝 始皇帝の母」「君、花海棠の紅にあらず」「尚食」と、ユー・ジョンがプロデュースする作品に続けて出演している18歳の女優チャン・イーシー（張譯兮）が、中央戯劇学院、北京電影学院に合格したと発表。中央戯劇学院はコン・リー（鞏俐）やチャン・ツィイー（章子怡）ら、北京電影学院はホアン・シャオミン（黄暁明）やヴィッキー・チャオ（趙薇）ら数多くのスターを輩出し、映画・演劇の専門大学の“3大名門校”に数えられる。

ユー・ジョンは自身が運営するプロダクションに、チャン・イーシーが14歳で入ってきてから実の娘のように育成してきたといい、その成績表を中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で誇らしげに公開して喜びを語っている。

6歳で子役デビューし、「如懿伝〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」や「孤城閉〜仁宗、その愛と大義〜」など、数多くのドラマで知られる俳優ビエン・チョン（辺程）は21日、北京電影学院に全国1位の成績で合格したことが明らかに。忙しいスケジュールの中でも、受験勉強に励んでいたことが分かり、ネットで称賛の声が上がっている。

昨年のヒット作「覚醒年代」で注目されたマー・チーユエ（馬啓越）は、同じく北京電影学院に全国9位の成績で合格。人気ユニットTFBOYS「魔法城堡」のMVに出演したほか、子供の頃から歌手として活動し、「三国志〜司馬懿 軍師連盟〜」などのドラマにも出演するホー・メイチー（賀美琦）も、同24位の成績で合格したことが明らかになった。（Mathilda）