新型コロナウイルスの拡大により封鎖されている上海に対し、女優のチャオ・リーイン（趙麗穎）が支援団体を通して寄付していたことが判明した。中国ネットでは称賛の声が上がっている。

上海浦東新区恩派公益基金会は21日、上海への支援活動を報告する記事を中国のSNS・微博（ウェイボー）上に掲載した。その中で、寄付した個人の欄にチャオ・リーインの名前が記載されていた。

さらに、あるネットユーザーが「私たちのコミュニティーにチャオ・リーインの支援物資が届きました！四捨五入すれば、チャオ・リーインが私のために送ってくれた贈り物だね」というキャプションと共に、荷物が高く積み上げられ「チャオ・リーインからの上海抗疫支援」と書かれた横断幕をつけた大きなトラックの写真を投稿し、微博上で拡散された。

中国のネットユーザーからは、「チャオ・リーインはなんて心が美しいんだ」「本当にいい人」「女神様だ！」と称賛する声や、「感動しました、ありがとう」と感謝する声が上がった。

また、「黙って善行をしたんですね！」「（上海の）住民が投稿してくれなかったら、チャオ・リーインが寄付していたことを誰も気づかなかったでしょう。彼女はなんて控えめなんだろう！自分で善行を公表せず、ただ行動だけをした」と黙って良い行いをしたことを指摘し、褒めたたえるコメントが寄せられた。

中国ではこれまでにも、人気俳優ワン・イーボー（王一博）や女優アンジェラベイビーらが「黙って」上海に寄付をしていたことが判明し、称賛されている。（翻訳・編集/刀禰）