2000億元の大市場の扉開く!食卓の野菜や果物は「宇宙帰りの種」の子孫

CRI online    2022年4月26日(火) 9時30分

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中国の宇宙科学技術における不断の突破が、中国の宇宙事業における不断の記録更新を支えています。

中国の宇宙科学技術における不断の突破が、中国の宇宙事業における不断の記録更新を支えています。宇宙関連技術の突破は、私たちの日常生活をも変えています。宇宙に行ったことがない人が普段食べている野菜や果物は、「宇宙帰りの種」の子孫である可能性が高いです。今月、3人の宇宙飛行士と一緒に神舟13号に搭乗して地球に戻ってきたものの中に1万2000個の種があります。

海南航天プロジェクト育種研究開発センターは、この約10年で20種類以上の普及に値する作物を栽培してきました。例えば、宇宙バナナ「航蕉1号」は、生産量が約倍増しただけでなく、バナナの収穫までの期間を13カ月から9カ月余りに短縮させました。また、ビタミンCの含有量が1.8倍増加したトウガラシや、生産量が3割向上したトマトなどもあります。

宇宙船に搭載してから普及品種になるまで、およそ3~5年かかります。宇宙育種の多くは、試験田の観賞品ではなく、すでに都市に入り人々の食卓にまで運ばれています。

中国は1987年に初めて植物の種子を宇宙に送って以来、30回以上の「帰還式搭載」で200以上の検定に合格した新品種を育成してきました。現在、中国の育成品種の数と普及・応用範囲は世界一で、それによってもたらされた経済的利益は2000億元(約3兆9817億円)を超えています。(提供/CRI

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