anomado 2022年4月26日(火) 23時20分
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メーデーの大型連休を控える中国で、公開を予定していた新作映画が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で次々と中止を表明。アニメ映画など数作を残すのみとなり、一気に冷え込んだ状況に陥っている。
中国では5月1日のメーデーを挟み、間もなく5日間の連休を迎える。5月の連休は映画界で「五一檔」と呼ばれ、1年のうち新作映画が一気に投入される繁盛期の一つとなっている。
23日、今年の「五一檔」でも最も注目度の高い作品で、ダーポン(大鵬)、イン・ジョン(尹正)らが出演する「保你平安」が、新型コロナの感染拡大を理由に今月29日からの公開を取りやめると発表。前日の22日には、話題のコメディ作品「哥、你好」をはじめ「検察風雲」「您好、北京」の3作品が、30日に予定していた公開の延期を発表している。
相次いで中止が発表されたことで、現時点で残っているのはレン・ミン(任敏)、シン・ユンライ(辛雲来)主演の「我是真的討厭異地恋」と、米アニメの「バッドガイズ」をはじめ、「我是霸王龍」や「笨鳥大冒険」といった国産長編アニメ映画のみとなっている。
2020年には年初から約半年にわたって映画館が閉鎖された中国だが、先月からは再び各地で閉鎖が目立つ事態に。しかし、映画やドラマの情報サイト・猫眼電影のデータによると、今月20日以降は回復傾向を見せており、23日には前日より約300店多く、全国で5994店が営業し、これは全体の49.79%と約半数の映画館が稼働していることに。現在は四川省や雲南省など南西部を中心に回復の兆しを見せている。(Mathilda)
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