21年の世界の軍事支出、過去最高水準の2兆1000億ドルに―中国紙

Record China    2022年4月27日(水) 9時20分

拡大

中国紙・環球時報は26日、2021年の世界の軍事支出は過去最高水準の2兆1000億ドルに達したと報じた。

中国紙・環球時報は26日、2021年の世界の軍事支出は過去最高水準の2兆1000億ドル(約268兆円)に達したと報じた。

記事は25日発表のストックホルム国際平和研究所(SIPRI)の報告を伝えるもので、21年は前年から0.7%増えた。増加は7年連続。最も多かった米国、中国、インド、英国ロシアの5カ国が全体の62%を占め、うち米国は8010億ドル(約102兆3500億円)で前年から1.4%減った。

また、中国は2930億ドル(約37兆4400億円)と推定され、ロシアは2.9%増の659億ドル(約8兆4200億円)と3年連続で増加した。SIPRIの研究員は石油・天然ガスの売り上げがロシアの軍事費の引き上げを支えたと話しており、支出が急増したのはウクライナとの国境付近に軍を集結させた年末前という。

一方、今年2月からロシアによる軍事侵攻が続くウクライナは59億ドル(約7500億円)に減ったものの、国内総生産(GDP)に占める比率は3.2%だった。

この他、日本については7.3%増の541億ドル(約6兆9100億円)に達し、増加幅は1972年以降で最も大きかったと報告された。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携