「2人で生活したい」夫の食事に薬品混入して殺そうとした妻と愛人に実刑判決―中国

Record China    2022年4月29日(金) 23時20分

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27日、九派新聞は、河南省で男性を殺害しようとした妻とその愛人が実刑判決を受けたと報じた。

2022年4月27日、中国・九派新聞は、河南省で男性を殺害しようとした妻とその愛人が実刑判決を受けたと報じた。

記事は、河南省に黄(ホアン)被告と愛人の閔(ミン)被告が一緒に生活するために、黄被告の夫の殺害を企て、2021年4月から5月にかけて抗生物質のセファロスポリンを複数回にわたり購入し、夫の食事に混入して食べさせ死なせようとしたと紹介。その後2人は逮捕、起訴されたと伝えた。

そして、裁判では2人の被告がいずれも犯行を認める一方で、閔被告が「薬を飲ませたのは黄被告の提案で、黄被告が薬を買ってきた」と主張すると、黄被告は「閔被告の指示で薬を購入した上、混入するよう脅された」と反論するなど、主犯か否かの判断をめぐり主張が対立したと紹介した。

その上で、河南省正陽県人民法院が先日、「一緒に住むことを目的として殺人を企てた行為は、故意殺人罪が成立する。実際に犯行に及んだものの、自らの意思以外の原因により殺害の目的は達せられなかったため未遂として扱い、処罰を軽減する」との認識を示すとともに、薬品の購入、調達をめぐる主張の食い違いについては「2人とも積極的に犯罪行為に参加しており、いずれも主犯である」と認定、2人の被告に禁固2年の実刑判決を言い渡したと伝えた。(翻訳・編集/川尻

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