なんと!米国で盗まれた中国人留学生のスマホ、持ち主より先に「帰国」していた

Record China    2022年5月1日(日) 11時50分

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28日、ロサンゼルス華人資訊網は、米国で盗まれた中国人留学生の携帯電話が、本人より先に帰国したと報じた。

2022年4月28日、ロサンゼルス華人資訊網は、米国で盗まれた中国人留学生の携帯電話が、本人より先に帰国したと報じた。

記事はサウスカリフォルニア大学の大学院生である23歳の王(ワン)さんが2月20日、地下鉄駅から学校の図書館に向かおうとしていた際に校門付近で手に持っていたiPhone 13 maxを黒人に奪われたと紹介。王さんが追いかけようとすると別の黒人2人に囲まれてしまい、諦めざるを得なかったとした。

そして、王さんは通行人の携帯電話を借りてその場で警察に通報したものの、同様の事件が頻発していることもあって警察の動きは鈍く、監視カメラのチェックをはじめとする捜査をしてくれなかったと伝えた。

盗まれたiPhone 13 maxには電源オフ状態でも位置情報を確認できる機能がついていたため、王さんは盗まれたスマートフォンの位置を追跡することに。当日の夕方にはロサンゼルス東部のドゥアルテに運ばれ、3月中旬から下旬にかけてカリフォルニア州のラプエンタ、エルモンテに移動、4月7日には海を渡って香港に到着し、マカオ、珠海を経て同11日に深センの華強北(世界有数の電気街)に移り、そこで情報が途絶えた。王さんによると、華強北で分解されたため位置情報が追跡できなくなった可能性があるという。

記事は、王さんがSNS上で経緯を紹介し、注意を呼びかけたところ、中国のネットユーザーからは「今は困難な状況で人間は帰国できないというのに、スマホだけ戻ってしまったとは」と感嘆の声が寄せられたと伝えている。(翻訳・編集/川尻

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