<マレーシア機不明>当局に不信感、乗客家族が5億円の懸賞金、内部告発者の情報提供募る―英紙

Record China    2014年6月9日(月) 11時52分

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8日、マレーシア航空MH370便の乗客家族の一部が当局に対する不信感から、独自に資金を用意して情報提供を募り、消息の手がかりを何とか見つけ出そうとしている。写真はマレーシアの空港に設置されたメッセージボード。

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2014年6月8日、英紙ガーディアンによると、消息を絶ったままとなっているマレーシア航空MH370便の乗客家族の一部がマレーシア政府当局に対する不信感から、独自に消息の手がかりを何とか見つけ出そうと、資金を用意して情報提供を募っている。中国日報が伝えた。

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8日、乗客家族が目標額500万ドル(約5億円)の募金活動を開始した。集めた募金は情報提供者への報酬にするとされており、内部告発者の情報提供を促している。募金活動は国際的なクラウドファンディングサイト「インディーゴーゴー」を通じて行われている。MH370便は南インド洋に墜落したとみられていたが、大規模な捜索が行われても機体の残骸は発見されなかった。そのため、乗客家族は「事件の真相が隠蔽されているのではないか」との思いを強くしている。

MH370便に乗っていた米国人の知人も「各国政府や機関が捜索しているにもかかわらず何の手がかりもないのは、捜索方法が間違っているか、あるいは故意に情報が操作されているのかもしれない」と不信感とともに語っている。

なお、捜索活動はマレーシアとオーストラリアを中心に現在も続けられている。(翻訳・編集/岡田)

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