ドラマ「長安十二時辰」をたっぷり味わえる没入型施設が人気に―陝西省西安市

人民網日本語版    2022年5月9日(月) 13時50分

拡大

陝西省西安市の西安曼蒂広場にある大型エンタメ没入体験型施設「長安十二時辰」が最近、同市で人気の「一度は行ってみたいスポット」になっている。

(1 / 2 枚)

陝西省西安市の西安曼蒂広場にある大型エンタメ没入体験型施設「長安十二時辰」が最近、同市で人気の「一度は行ってみたいスポット」になっている。同施設への入場は予約制となっており、1日の受け入れ人数は制限されているものの、「メーデー」(5月1日)に伴う連休中には、なんと延べ6万人が訪れた。また、ネットで取り上げられた件数が2億件を超えたほか、転載やインタラクティブ回数も2億回を超え、ショート動画共有アプリ「抖音(TikTok)」では中国全土の話題ランキング4位に躍り出て、動画1本の最高再生回数は3200万回に達した。西安晩報が伝えた。

その他の写真

「長安十二時辰」唐代市井文化生活体験施設では、テレビドラマ「長安十二時辰」の美術チームが総力を挙げて、商業施設の3階分のフロア、面積2万4000平方メートルを使い、ドラマ「長安十二時辰」の舞台と唐代の市井文化コンテンツを作り上げ、ドラマに登場した建物や通りなどを初めて再現した。

同エリアには、長安の治安維持を担当する部門「靖安司」や物見やぐらである「望楼」、長安における文化娯楽芸術の中心である「花萼相輝楼」など、ドラマに登場したシーンのセットが実物大で再現されているほか、通善坊や安仁坊といった通りまで設けられている。また、ドラマの中で緊張した雰囲気を盛り上げた日時計や、靖安司で使用されていた長安のジオラマ模型、華やかな色彩のランタン・太上玄元灯なども目にすることができる。さらにドラマの登場人物のコスプレをして記念撮影し、自分だけの「長安十二時辰」を作り上げることもできる。同施設を訪れると、観光客として見学するだけでなく、パフォーマンスに参加する没入型の体験ができ、次々と再現されるドラマ「長安十二時辰」の名シーンの数々にパフォーマーと一緒になって参加して楽しむことができる。

あるネットユーザーは、「『長安十二時辰』はまさに唐代の市井文化や暮らしを体験できる場所。はるか昔の長安の街をそぞろ歩き、その雰囲気を感じ、味わい、楽しみ、唐代と唐代文化を余すところなく楽しむことができる」とコメントしている。(提供/人民網日本語版・編集/TG)

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携