日韓関係は改善するか?日本人の44%が「期待」、46%が「期待しない」=韓国ネットは冷ややか

Record Korea    2022年5月10日(火) 7時20分

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日韓関係の改善を強調してきた尹錫悦政権の発足を前に、日本の国民に対し日韓関係に関する世論調査が実施された。写真はソウル。

2022年5月9日、韓国・聯合ニュースによると、日韓関係の改善を強調してきた尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の発足を前に、日本で日韓関係に関する世論調査が実施された。

JNNは同日、7~8日に日本全国で18歳以上の男女2462人を対象に行った世論調査の結果を発表。それによると、「尹政権の発足は日韓関係の改善につながるか」という質問に対し、「期待している」と答えた人は44%、「期待していない」と答えた人は46%だった。

記事は、「韓国では10日に新政権が発足するが、植民地期の徴用工問題や慰安婦問題などにより日韓関係が冷え込む中、期待と懐疑の声がほぼ同率で存在している」と報道。NHKが3月15日に発表した世論調査の結果では、日韓関係の見通しについて、「変わらない」が59%で最も多く、「良くなる」は25%、「悪くなる」は4%だった。ただし尹時期大統領はかねて、「日韓シャトル外交」(両国の首脳が年に1回相互訪問し、両国間の課題を話し合おうというもの)の復活を提案し、日韓関係改善の意志を明らかにしている。

林芳正外相は、10日に開かれる尹時期大統領の就任式に出席するため、9日午前に羽田空港を出発。9日の夕方には朴振(パク・チン)次期外交部長官と会談するほか、10日には尹次期大統領と面会し、岸田首相からの親書を手渡す予定とのこと。日本の外務大臣が韓国を訪れるのは、18年6月に河野太郎氏が訪問して以来、約4年ぶりという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「別に期待はしていない」「関係改善は国益のためにするのであって、利益にならないならあえてしなくていいのでは?」「関係改善は日本が歴史の歪曲(わいきょく)を是正してから」「われわれから動く必要はない」「謝罪や反省もないのになぜ改善を?」「日本の言い分を聞いていると、北朝鮮と大して変わらないように思える」「また親日派による屈辱の歴史が始まるのか」など、冷ややかなコメントが多く寄せられている。(翻訳・編集/丸山

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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