テスラ車の所有者が謝罪、ペダルの踏み間違い認める―中国・温州

Record China    2022年5月10日(火) 19時20分

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中国浙江省温州市で2020年8月に起きた米電気自動車(EV)大手・テスラの車両が絡んだ交通事故で、テスラ車の所有者が9日、謝罪声明を発表し、ペダルの踏み間違いを認めた。

中国浙江省温州市で2020年8月に起きた米電気自動車(EV)大手・テスラの車両が絡んだ交通事故で、テスラ車の所有者が9日、謝罪声明を発表した。

中国メディアによると、テスラの小型セダン「モデル3」の所有者である陳(チェン)氏は、事故が起きたのは、市内にある駐車場から約100メートル離れた地点で車が急に加速し、ブレーキが利かなかったためだとし、SNS上に「テスラ車が制御不能になった」などと投稿した。

それに対し、テスラは名誉権訴訟を起こし、「運転手が誤ってアクセルペダルを踏んだことによるもので、車両には問題ない」とする調査結果を示した。温州市鹿城区人民法院(地裁)は21年10月、事故の責任は全て運転手側にあるとして、陳被告に謝罪および賠償金5万元(約97万円)の支払いを命じた。被告は一審判決を不服として上訴したが、二審裁判所は上訴を棄却した。

陳氏は謝罪声明で、「車で帰宅する途中、前方に人がいるのに気づいてブレーキペダルを踏もうとしたが、間違ってアクセルペダルを踏んでしまった」とし、ペダルを踏み間違えたことを知っていたにもかかわらず、心中に不満があり、「車が急に加速しブレーキが利かなかった」などとねつ造したことを認めた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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