Record China 2022年5月12日(木) 5時30分
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今月上旬から沖縄南方の太平洋で活動を続けている中国海軍の空母「遼寧」で艦載機の発着艦が6日連続で行われ、回数は100回を大きく超えたとする日本メディアの報道が、中国でも注目されている。写真は遼寧。
岸信夫防衛相が10日の閣議後の記者会見で、今月上旬から沖縄南方の太平洋で活動を続けている中国海軍の空母「遼寧」について、艦載機の発着艦が3日から8日まで6日連続で行われ、回数は100回を大きく超えたと明らかにしたことが中国でも報じられ、注目されている。
中国のニュースサイトの観察者網は10日、日本メディアの報道を引用する形で、岸防衛相が「わが国の南西諸島や台湾に近接した地域での活動で、懸念を持って注視せざるを得ない。強い緊張感を持って警戒監視に当たる」と述べたことなどを伝えた。
これについて、中国のインターネット上では、中国のネットユーザーから「中国空母の艦載機発着に日本側が慣れればよいだけだ」「日本はこれで慣れるだろう」との反応が見られた。
これは、以前、中国のフリゲート艦などが宮古海峡を通過したことに日本の防衛省が「中国側の意図を分析している」とのコメントを出したことについて、中国国防部の報道官が「今後われわれが多く通過することに日本側が慣れればよいだけだ」と主張したことを受けてのものと思われる。
また、「日本はよく観察しているじゃないか」「日本の防衛省には『御用撮影師』がいるからな」「日本は中国がうらやましいのだろう」「3隻目の空母の公開はもうすぐかな?楽しみ」などの声もあった。(翻訳・編集/柳川)
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