中国の科学者、月の土壌に高い触媒性能を発見―中国メディア
人民網日本語版
2022年5月11日(水) 17時40分
拡大
中国の科学者は月探査機「嫦娥5号」が持ち帰った月の土壌のサンプルに含まれる一部の成分を触媒とし、光合成により水と二酸化炭素を酸素、水素、メタン、メタノールに転化できることを発見した。写真は月。
南京大学がこのほど明らかにしたところによると、同大の鄒志剛院士と姚穎方教授のチームは香港中文大学（深セン）および中国科学技術大学と協力し、月探査機「嫦娥5号」が持ち帰った月の土壌のサンプルに含まれる一部の成分を触媒とし、光合成により水と二酸化炭素を酸素、水素、メタン、メタノールに転化できることを発見した。新華社が伝えた。
研究者はこの発見に基づき、将来的に月の資源を利用し月面基地を建設し、深宇宙探査、研究、旅行をサポートできるとの見方を示した。（提供/人民網日本語版・編集/YF）
※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。
テスト表示中▼【中国語】在宅翻訳スタッフ募集中
関連記事
火星探査車「祝融号」の着陸地点、他の地点よりも火星の地形的特徴が強い―中国メディア
人民網日本語版
2022/3/8
月に水はあるか？月探査機「嫦娥5号」が着陸エリアの水の含有量を明らかに―中国
人民網日本語版
2022/1/11
火星探査車「祝融号」が越冬へ、周回機は周回観測を継続―中国
人民網日本語版
2022/5/8
韓国が10年以内に米スペースXを超える？次世代ロケット開発を宣言も、ネットには厳しい声多数
Record Korea
2022/5/11
中国初の固体バンドルキャリアロケット、「長征6号改」が打ち上げ成功―中国メディア
人民網日本語版
2022/3/30
「秋入り」した火星の北半球で砂嵐が多発、火星探査車「祝融号」の近況は？―中国メディア
人民網日本語版
2022/3/27
ピックアップ
この記事のコメントを見る