Record China 2014年6月11日(水) 18時32分
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9日、南シナ海の領有権問題をめぐり、中国が5月に西沙諸島に石油掘削施設を設置したが、中国は今後、漁船団を小グループに分け、中国海警の公船とともに施設を防衛していくという。写真は山東省の港に停泊する中国漁船。
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2014年6月9日、ベトナムメディアによると、南シナ海の領有権問題をめぐり、中国が5月に西沙諸島に石油掘削施設を設置したが、中国は今後、漁船団を小グループに分け、中国海警の公船とともに施設を防衛していくという。チャイナデイリーが伝えた。
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石油掘削施設の設置された海域には8日現在、海警の公船約40隻や運搬船・タグボート約30隻など計約120隻の中国船舶が航行している。ベトナム当局によると、中国海警船2隻の保護の下で、約40隻の中国漁船がベトナムの公船や漁船による石油掘削施設への接近を防いでいる。ベトナム漁船はこれまで、公船に保護されながら操業し、中国と紛争を繰り返してきた。
ベトナム国家銀行(中央銀行)のグエン・バン・ビン総裁は8日、ベトナム漁民に対して10兆ドン(約482億円)の資金提供の意向を表明した。これらの資金によって、漁民はより強固な大型漁船を建造できるようになり、遠海での漁業に効果を発揮することになる。(翻訳・編集/HA)
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