中国の考古博物館、開館から10日余で11カ所傷つけられる、ハートマーク刻まれた展示品も

Record China    2022年5月12日(木) 23時20分

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中国初の考古学博物館として4月28日から試験的に一般公開されている陝西省西安市の陝西考古博物館。開館から10日余りで11カ所が来館者によって傷つけられ、ハートマークが刻まれた展示品もあるという。

中国初の考古学博物館として4月28日から試験的に一般公開されている陝西省西安市の陝西考古博物館。光明日報の11日付報道によると、開館から10日余りで11カ所が来館者によって傷つけられ、千年地裂噴砂遺跡の展示品にはハートマークが刻まれたという。

中国青年報は11日、こうした状況が報じられると、インターネット上では心ない来館者への怒りの声が上がっていると報じた。また、弁護士の話として、公共の財物をみだりに壊した場合は「治安管理処罰法」の規定に基づいて拘束されたり罰金を併科されたりすること、壊された装置の価値が高い場合は「故意毀壊財物罪」に問われる可能性もあることを伝えている。

館内には5800平方メートルの屋内展示エリアと1万平方メートルの屋外展示エリアがあり、4218グループの5215点の文化的遺物が展示されている。4月28日から1日1500人限定で試験的に一般公開されている。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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