Record China 2022年5月13日(金) 8時30分
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11日、香港フェニックステレビの李淼(リー・ミャオ)東京支局長が自身の微博アカウントで、日本人の肥満率が低い理由を解説する動画を掲載した。資料写真。
2022年5月11日、香港フェニックステレビの李淼(リー・ミャオ)東京支局長が自身の微博アカウントで、日本人の肥満率が低い理由を解説する動画を掲載した。
動画ではまず、日本人の肥満率が世界でも最低レベルにあり、BMIが25を超える肥満者の割合が男性で33%、女性で22%となっていること、特に20代の女性では「やせ」の割合が20%と高くなっていることなどを厚生労働省のデータから紹介した。
その上で、日本人の肥満率の低さを握るカギが、日本のあっさりした食事にあると指摘。朝食に脂っこいファストフードを食べることが少なく、自宅で栄養バランスの取れた食事を取るか、コンビニエンスストアで売られているおにぎりやサラダなどヘルシーな食品を利用しているとしたほか、日本には自動販売機が大量に設置されている一方で甘すぎる飲み物は売れ行きが悪く、多くの人が糖分の過剰摂取に気を使っていること、小皿に料理を盛り付けて食べ過ぎを防いでいることなどを説明している。
日本滞在歴の長い李氏による日本人の肥満率の低さ、食習慣の解説に対し、中国のネットユーザーは「天ぷらはどうなのか?刺身や寿司は確かにこってりはしていないが、日本の食べ物はしょっぱいものが多く、ちっともあっさりしていない」「結局、食べる量の問題にすぎない。揚げ物はこってりだし」といったコメントが寄せられた。また、日本在住のネットユーザーからは「日本に来たときには体重が56キロだったのに、1カ月で60キロまで増えた」との声も見られた。
一方で「日本人は確かに肥満した人が少ない。天ぷらやとんこつラーメンを毎日食べているわけではない。家庭料理は確かにあっさりしたものがメインだ」とし、日常の食習慣が大きく関係しているとの認識を示すユーザーもいた。このほか「体重が全てではない。重要なのは体形だ」との意見も出ている。(翻訳・編集/川尻)
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