Record China 2022年5月22日(日) 21時0分
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このほど配信をスタートした最新の中国ドラマ「伝家」が好調な滑り出しを見せ、出演者の顔ぶれや演じる人物像から、「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」を懐かしむ声が上がっている。
民国期の上海の上流家庭を舞台に、三姉妹それぞれの運命を描く「伝家」は、今月19日から動画配信サービス・優酷(YOUKU)で配信をスタート。映画やドラマの情報サイト・猫眼専業版では、最新ドラマの人気ランキングで初日から1位を独占している。
2018年に社会現象化する人気ドラマとなった「瓔珞」と同じく、数々のヒット作を手掛けるプロデューサーで脚本家、ユー・ジョン(于正)の最新作。「瓔珞」に主演したウー・ジンイエン(呉謹言)および、ニエ・ユエン(聶遠)、チン・ラン(秦嵐)が再び共演し、チン・ランが一家の長女でニエ・ユエンがその夫、ウー・ジンイエンが異母妹の次女を演じている。
「瓔珞」では皇后と、皇后を姉とも慕う側近の侍女・瓔珞を演じたチン・ランとウー・ジンイエンだが、「伝家」では実の姉妹役のため、ウー・ジンイエンが「お姉さん」と呼びかけていることが早速話題に。「瓔珞がやっと皇后を“お姉さん”と呼べたことが泣ける」「お姉さんと呼ぶのに、清朝から民国期までずいぶん時間がかかった」と感動を示す声が上がっている。
また、チン・ランが心優しく冷静沈着で、家のことを第一に考える長女、ウー・ジンイエンが活発で性格が激しく、商才に恵まれた次女を演じていることも、「瓔珞」で演じたキャラクターと酷似していると話題に。「瓔珞」のヒット後、さまざまなタイプの役柄に挑戦してきたウー・ジンイエンだが、「やはりこういう役がぴったり」「マンネリと言われようと彼女の良さが出て好きだ」「まるで瓔珞の生まれ変わり」と人気を集めている。
「伝家」の影響で再び「瓔珞」が見たくなったという人が続出しているが、「瓔珞」の4大キャストの1人、皇后の弟で瓔珞と愛し合う富察傅恒を演じた俳優シュー・カイ(許凱)が「伝家」に出演していないのが、唯一残念なことだと惜しむ声も多い。(Mathilda)
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