中国のおばさんは最も影響力ある個人投資家―ドイツ紙

Record China    2014年6月13日(金) 7時50分

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9日、中国の株式市場は投機性が高いとみられているが、意外性と不安定要素も含んでいる。写真は北京の資産運用管理会社。

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2014年6月9日、ドイツ紙・南ドイツ新聞はこのほど、中国の株式市場は投機性が高いとみられているが、意外性と不安定要素も含んでいると指摘した。

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他の国は市場主導だが、中国の株式市場は政府主導であるため、株式市場で成功したければ、上場会社のニュースよりも、中国中央テレビ(CCTV)のニュース番組「新聞聯播」を見たほうが良い。

同番組の主な視聴者は50代の女性と言われている。冗談に聞こえるかもしれないが、中国ではこれが金融市場の中心となっている。中国で最も影響力を持つ個人投資家が、「大[女馬](おばさんの意)」と呼ばれるこの50代の女性なのだ。

昨年金相場が暴落した際、金を買いあさり「世界の金市場に影響力を持つ」と称された中国のおばさんたち。すでに孫がいる年齢になっているが、その勢いはとどまるところを知らない。

おばさんたちは金市場だけでなく、不動産市場や株式市場など、投資市場では常に嗅覚を働かせ、中国は今や「世界最大のビットコイン取引センター」にもなっている。そのアクションの早さに、他の投資者たちはただ指をくわえて見るしかない状態となっている。

おばさんたちの多くはすでに退職しているが、全力で家庭の資産を増やしている。昼間は投資で、夜はテレビ観賞。悪くない仕事だ。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)

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