台湾の女優バービィー・スー（徐熙媛）と昨年離婚した中国の実業家ワン・シャオフェイ（汪小菲）氏が、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で離婚への経緯と、さらにバービィー・スーが違法薬物を長期にわたって服用していたと書き込んだことについて、バービィー・スーのマネジメント担当者が事実無根とコメントしている。

2010年に交際50日のスピード婚と話題になった2人だが、昨年11月に離婚を発表。バービィー・スーは今年3月、過去に交際していた韓国の男性歌手ク・ジュンヨプとの結婚を電撃発表し世間を驚かせた。

元夫のワン・シャオフェイ氏が30日、ウェイボーに長文を投稿。新型コロナの影響で多くの時間を中国と台湾で離れて過ごした元夫婦だが、バービィー・スーが昨年2月に離婚話を持ちかけ、何度もなだめたものの5～6月に再び離婚話でもめることとなり、10月に台湾で話し合いを行ったと経緯を説明。さらにバービィー・スーが、「長期にわたり違法薬物を服用していた」といい、「毎月100万台湾ドル（約440万円）の薬代を要求された」と記し、精神的に危うい状態をそばで救ったのは夫の自分だったとしている。

ワン氏について最近では、女優との不倫関係や、複数の女性との交際疑惑が、これを物語る複数の写真とともに台湾のパパラッチの手で拡散され、話題を集めている。ワン氏が記した離婚協議の時期は、酩酊（めいてい）して女性と写真を撮られた時期と重なっており、情緒不安定を不倫の言い訳にする気ではないかとネットユーザーから疑いの声が。なお、この投稿文はすぐに削除されている。

同じく30日、バービィー・スーのマネジメント担当者がコメントを発表。「バービィー・スー自身が法を犯すことはもちろん、誰かに強要したこともない」と投稿文の内容を否定した。同担当者によると夫婦は結婚当初から生活費を折半してきたが、バービィー・スーが子ども2人を出産して仕事をセーブし、収入が減少してからはワン氏が負担してきたといい、そのことを指しているのではないかとしている。（Mathilda）